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川﨑歯科

口腔機能の健全な発育

お子さんの、極端な好き嫌い・むらぐい・遊び食い・むせ・丸のみ・飲み込まないなどの食の悩みや、言葉が遅い・滑舌が悪いなどの言葉の悩みをかかえている方は多いと思います。

食べること、話すことは、生まれてから、ひとつひとつのステップを踏んで学習することで、獲得できます。

途中で、どれかのステップを飛ばしてしまうとその後の学習がうまくいかなくなって、さまざまな問題を引き起こすことにもなりかねません。大事なことは、そのお子さんのペースで学習を進めていくことです。

早いペースのお子さんもいれば、ゆっくりペースのお子さんもいます。そこに優劣はありません。ゴールを急がず、お子さんを見守ってあげましょう。

1.乳児期(離乳完了まで)

哺乳は、食事がとれるようになるための第一段階です。乳頭を舌で上あごにおしつけて前後に動かすことで、お乳を搾りだします。これがしっかりとできるようになることが、大事です。

しっかりと舌で乳頭を上あごにおさえつけると上あごもしっかりと広がってくれます。そのためには、お母さんもお子さんも背筋をのばし、できれば身体の正面を向けて哺乳するのが望ましいでしょう。

片側で抱く場合は向き癖がつかないよう、左右バランスよく抱いてください。そして上あごにおしつけやすいように、乳頭は深くくわえさせてください。哺乳瓶を使用する場合は、舌でしっかり押さないと出にくい咬合型の乳頭がお勧めです。

穴が大きく飲みやすいものでは、練習ができません。ハイハイもしっかりさせましょう。首回りの筋肉、方の筋肉が鍛えられます。これらの筋肉は食べるために大事な筋肉です。

(1)離乳

哺乳は、食事がとれるようになるための第一段階です。乳頭を舌で上あごにおしつけて前後に動かすことで、お乳を搾りだします。これがしっかりとできるようになることが、大事です。

しっかりと舌で乳頭を上あごにおさえつけると上あごもしっかりと広がってくれます。そのためには、お母さんもお子さんも背筋をのばし、できれば身体の正面を向けて哺乳するのが望ましいでしょう。

片側で抱く場合は向き癖がつかないよう、左右バランスよく抱いてください。そして上あごにおしつけやすいように、乳頭は深くくわえさせてください。哺乳瓶を使用する場合は、舌でしっかり押さないと出にくい咬合型の乳頭がお勧めです。

穴が大きく飲みやすいものでは、練習ができません。ハイハイもしっかりさせましょう。首回りの筋肉、方の筋肉が鍛えられます。これらの筋肉は食べるために大事な筋肉です。

離乳準備期(4~5か月頃)

なんでも口にいれたがるようになってきます。この時期、口は半開きで、唇はほとんど動きません。舌は前後運動が中心です。顎の動きも、口を開けたり閉じたりの上下運動のみです。首が座る、食べ物に興味を示す、舌をあまり出さなくなるなどが、離乳食開始の目安となります。

離乳初期(5~6か月頃)

唇を閉じて飲み込むことができるようになりますが、下唇しか動かすことができません。舌は前後にしか動かせません。顎は口を開けたり閉じたりの上下運動のみです。この時期に上唇で食べ物を捕らえることを学習させます。この時の姿勢は大事で、抱っこするか、椅子に座らせる場合は身体が安定するよう気を付け、口を開けたときに舌が床と水平になるようにしましょう。離乳食の与え方は、下唇にスプーンを当てて待ち、唇を閉じたらまっすぐ引き抜くようにします。与える食べ物の硬さはトロトロから始めペースト状にしていきます。

離乳中期(7~8か月頃)

上下の唇をしっかり閉じることができます。舌は上下にも動くようになり、唇を使って取り込んだ食べ物を上あごに押しつけてつぶすことができるようになります。

さらにつぶしたたべものを舌でひとまとめにして飲み込めるようになります。ですがまだ顎の動きは上下のみです。この時期与える食べ物の硬さはつまむと簡単につぶれる硬さで、飲み込みやすいようトロミをつけましょう。

離乳後期(9~11か月頃)

舌が左右にも動くようになり、離乳食を歯茎の方へ移動させ、歯茎で噛むようになります。顎は左右にも動かせます。この時期の食べ物の硬さは、つまんで少し力をいれるとつぶれるくらいの硬さにします。食べ物を手づかみすることも覚えてきますので、手づかみしやすい形にすることも大事です。

離乳完了期(12~16か月頃)

舌が自由自在にうごかせるようになります。前歯上下4本が生えてきて、前歯で噛み切ることができるようになります。この時期に自分の手で食べ物を口に運び、前歯で噛み切るということを繰り返すことで、一口量を覚えます。手づかみ食べは大事な過程です。汚してもいいように環境を整え、見守るようにしましょう。

一口量がうまく調整できるようになったらスプーンを与えてみましょう。自分でコップを持って飲みたがるようになったら、持ちやすい取っ手つきのコップで飲ませるようにしましょう。最初のうちはこぼしたりしますが、経験を積むことで上手に飲めるようになります。

(2)幼児食への移行

1歳6か月頃、乳臼歯が生えてきて奥歯で噛めるようになると、食べ物の硬さや、大きさを認識できるようになります。

脳と情報交換しながら、舌を上手に使って食べ物を奥歯で噛み、唾液としっかり混ぜ合わせて飲み込むといったことを学習します。食べるのが遅いからといって、急がせたりすると、よく噛まずに飲み込む習慣がついてしまいます。よく噛むことは、味覚の発達にもつながりますので、子供のペースを乱さないようにしてください。

2.幼児期(離乳完了から就学前)

3歳までに身につけた食べ方・味覚が基本となるため、3歳までの食生活はとても大事です。

外遊びを十分させ、体幹を鍛えましょう。よい姿勢を保つためには、体幹を鍛えることが大事です。食事の時は床に足裏が、ぴったりつくように、椅子の高さを調整しましょう。

机は肘が直角にのる高さにし、机との間にこぶし一個分の隙間をつくる距離にしましょう。また、食事中は食事に集中できるよう、テレビなどは消し、家族で会話をまじえて楽しく食事をしましょう。子供の味覚は大人よりも敏感です。味は薄味にし、味付けにはだしのうまみを活用しましょう。こどもにとって苦手な酸味・苦味も、ほめることで、少しずつ慣れていくようにしましょう。

子供は甘いものが大好きですが、おやつ=お菓子ではなく、素材そのものに甘味があるものを与えるようにしましょう。炭水化物は、糖質に食物繊維が加わったものです。ですので、おやつには栄養補給という意味でも、おにぎりやふかし芋、あるいは果物といったものを与えるとよいでしょう。

あと、食事のさまたげにならないよう、時間と量を決め、ダラダラ食いにならないよう

にしましょう。砂糖の甘味に慣れ親しむのは避けたいものです。砂糖はむし歯の原因にもなります。むし歯ができると、きちんと噛むことができなくなります。

砂糖の入った甘い食べ物・飲み物はできるだけ控えましょう。またむし歯をつくらないためには、食後のお口のケアが大事です。前歯だけの時は、ガーゼで汚れをぬぐうでかまいませんが、奥歯が生えてきたら、歯ブラシが必要です。子供が興味を示せば自分で磨かせ、その後寝かせた姿勢で、仕上げ磨きをしましょう。歯ブラシは子供用と仕上げ磨き用2種類用意しましょう。奥歯が全部生えそろったら、フロスも使うようにしましょう。

この時期、お口ポカン・よく噛まない・片側だけで噛む・指しゃぶりや舌癖がある・姿勢が悪いといった問題を抱えていると、歯並びに悪い影響を及ぼすだけでなく、顔や全身の歪みにもつながります。

お口ポカンは口呼吸につながり、鼻で呼吸するのと違い、雑菌等が身体に侵入しやすい・免疫力の低下・口内が乾燥するためむし歯や歯肉炎のリスクが高くなるなど様々な問題も引き起こします。鼻は、加湿機能付きの高精度な空気 清浄機なのです。 また、口が開いていると舌が後方へ下がり二重顎になりやすく、口角が下がり目尻が下がった暗い表情になります。

呼吸が浅く疲れやすい、イライラするなどの症状もでます。鼻の疾患やアデノイドが原因の場合は治療が必要です。

よく噛まない・片側だけで噛む原因はなんでしょう?
食べるためのステップの、どこかをとばしてしまったのでしょうか?
むし歯があって噛めないのでしょうか?

原因を探って解決する必要があります。

指しゃぶりや舌癖は4~5歳までにはやめるようにしましょう。姿勢に関しては、先に述べたように体幹を鍛えよい姿勢が保てるようにするとともに、食事のときや寝るときなどの環境をみなおしてみてください。

テレビや絵本などをみるときも、猫背になったり、あるいは頬杖をついたり、寝っ転がって顔だけあげているような姿勢をとっていないか、気を付けてみてください。

3.学童期

乳歯から永久歯への歯の生え変わりの時期です。磨き残ししやすくなりますので、少なくとも8歳くらいまでは、仕上げ磨きを続けましょう。子供が歯磨きをしているとき、肘や肩が固定でき、手首の動きで磨けるようになれば大丈夫です。

砂糖の取りすぎも要注意です。むし歯や歯茎の炎症の原因になることはもちろんですが、心や身体への悪影響もあります。砂糖は血糖値を急上昇させ、血管の内壁を傷つけます。

それを繰り返していると、将来、脳卒中や心筋梗塞、がんなどにかかる危険が高くなります。糖尿病もしかりです。また、急激な血糖値の上昇に対して、これを下げるためにインスリンが過剰に分泌され、血糖値が急激に下がると、下がりすぎた血糖値を上げるため、アドレナリンとノルアドレナリンというホルモンが分泌されます。

これらはストレスホルモンともよばれていますが、過剰に分泌されると攻撃性・イライラにつながります。近年、子どもがキレやすい一因とも考えられています。

日常的に、清涼飲料水や、お菓子、菓子パンをとることは控えましょう。

食は命をつなぐもの。特に成長期の子供にとって、栄養バランスのとれた食事は必須です。そのためには、3食しっかりとることが必要です。規則正しい生活を心がけ、朝遅く起きて、朝食が食べられない、といったことがないようにしましょう。不規則な生活は、体内時計を乱し、身体の不調にもつながります。先にも述べましたが、食事の時の姿勢にも気を付けてください。

床に足がついていますか?
猫背になっていませんか?
顔を食器に近づけるのではなく、食器を手に持って食べるようにしましょう。
1日1回は皆で食卓を囲み、楽しく会話しながら食事をしましょう。食事の時はテレビを消しましょう。
一口30回よく噛んで飲み込むようにしましょう。
飲み物で流し込んでしまわないように、食事中は飲み物をださず、食後にお茶などを出すようにしましょう。
濃い味付けのものや加工された柔らかい食べ物は、あまり噛まずに飲み込んでしまいます。

料理は薄味を心がけ、いろいろな食感の食べ物を味わいましょう。

立っているときの姿勢を確認してみてください。猫背になっていませんか?左右に顔や体が傾いていませんか?姿勢が悪いと、歯並びや噛み合わせに悪影響を及ぼしますし、首・肩・腰への負担が増し、さらには内臓まで調子が悪くなることもあります。

お口ポカン・うつぶせ寝や左右どちらかを下にして寝る・片側ばかりで噛む・頬杖・舌癖・爪噛みなどの癖があれば、改善しましょう。

4.言葉

年齢による言葉の発達の目安はありますが、非常に個人差が大きいです。

発語の目安は6か月ですが、理解できていれば大丈夫な場合が多いです。

言葉を出すのに、舌や唇、下あご、上あごを使いますが、それらに問題が生じている場合もあります。不安に感じることがあれば、相談してみましょう。