口腔機能低下症
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口腔機能低下症について
日本は2025年には、3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳という超高齢化社会を迎えます。そこで、健康寿命の延命がとても重要となります。そして健康寿命の延命のキーポイントの1つとして、歯・口腔の健康が挙げられます。
近年、高齢者の低栄養が、問題視されています。必要な栄養が、十分摂れないと体力も免疫力も低下し慢性疾患につながります。むし歯や、歯周病、口腔粘膜疾患、感染症など口腔の環境が悪化すると、食べることのできる食べ物に偏りができてしまって効率よく栄養を摂ることができなくなってしまうのです。また、加齢とともに、唾液の量が減少したり、口唇や舌の力が弱くなったり、咬む力や、食べ物をすりつぶす力が弱くなったりします。その結果、食べ物の味がしない、口の中がヒリヒリする、食べ物がうまく噛めない、飲み込めない、食後口の中に食べ物がたくさん残っている、というようなことが起こります。食事をとることは、人生における楽しみであり、生きていく上で必要不可欠なことです。思い当たることのある方は、ご相談ください。 -
このような症状はありませんか?
- 口の中がよく乾く
- 噛みにくい、食べ物がよく口の中に残る
- 滑舌が悪くなった気がする
- 食べ物や飲み物をよくこぼす
- 薬が飲みにくい
- 硬いものが食べにくくなった
- 口の中がヒリヒリする
口腔機能低下症の
診断について
口腔機能の検査を行います
舌圧や、咀嚼機能、咬合圧などを専用の機器にて調べます。その検査結果をもとに、改善方法や治療計画などをお伝えしています。