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こんにちは。院長の川﨑です。
暑さで食欲が落ちぎみなこの季節は、さっぱりとしたそうめんが人気ですね。
しかし、あまり偏った食事が続いてしまうと、健康に悪影響を及ぼすことがあります。

卵やお肉などで得られるタンパク質は、歯や歯ぐきにとって大切な栄養素です。
そうした食材を上手にトッピングして、バランスのいい食事を心がけてくださいね。

さて、食事のバランスといえば、ビタミンやミネラル摂取のために野菜も食べたいところです。

そこで、そうめんのトッピングとしても合わせやすい夏野菜・きゅうりについて、お口と身体に与える3つの良い影響をご紹介します。

1.水分補給になり、だ液の分泌量を増やす
きゅうりは約95％が水分でできており、水分補給にピッタリだといえます。
だ液の分泌には、十分な水分の摂取が必要です。
だ液には、お口を通して外部から入ってくる細菌から身体を守る働きがあります。
熱気で乾燥しやすいこの時期は、しっかり水分を摂って唾液を増やすことが大切です。

2.ビタミンとミネラルが歯の健康を守る
きゅうりにはビタミンCやビタミンK、カリウムなどの栄養素が含まれています。
それぞれの栄養素にどのような効果があるか、見てみましょう。
まず、ビタミンCには歯ぐきのコラーゲン繊維の再生を促す力があり、出血や炎症を軽減します。
次に、ビタミンKには止血やカルシウムの吸収を助ける効果があり、歯の根を支える骨の維持に役立ちます。
最後に、カリウムには知覚過敏を軽減する効果があると言われています。
「きゅうりはほとんどが水分だから栄養がない」と思われがちですが、決してそんなことはありません。

3.食物繊維が歯を綺麗にする
きゅうりに含まれる食物繊維には、食べ物のカスや歯垢を除去する効果があります。
繊維質の多い食材を噛むことでだ液の分泌が促進され、歯の表面が綺麗になるのです。
また、噛む回数が増えることで、顎の発達にも繋がります。

このように、きゅうりは暑いこの時期に食べやすいだけでなく、歯やお口の健康を守るのにも良い食べ物です。
しかし、いくら健康に良い食材でも、ただ食べているだけではむし歯や歯周病を防げません。
ホームケアや歯科医院での定期検診とも合わせて、お口の健康を守っていきましょう！

川﨑歯科
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