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鶏肉で健康に

こんにちは。院長の川﨑です。
年末年始にどのようにお過ごしになるのか、ご予定はお決まりでしょうか。

普段よりも少し豪華な食事を楽しもう、という方もいらっしゃることと思います。
美味しいものをたくさん食べて、冬の寒さを乗り越えていきましょう。

さて、お雑煮や筑前煮など、お正月に食べる和食には鶏肉が使われることが多いですね。
鶏肉は栄養価が高く、口腔健康にも役立つ食品です。
以下に、鶏肉の栄養素とそれが口腔健康に与える影響について詳しく説明したいと思います。

1.鶏肉の主な栄養素

高品質なたんぱく質
・鶏肉は筋肉や組織の修復に必要なアミノ酸を豊富に含む良質なたんぱく質の供給源です。
・歯茎や口腔粘膜の健康: たんぱく質は歯茎や口腔内の組織の再生や修復に役立ちます。

ビタミン類
ビタミンB群 : 鶏肉にはビタミンB6やナイアシン(B3)が多く含まれています。
口内炎予防 : ビタミンB群は粘膜の健康維持に必要で、口内炎を防ぎます。
ビタミンD(一部の部位に含まれる、または強化製品で補充される場合がある): 骨と歯を強化するカルシウムの吸収を助けます。

ミネラル類
リン : 骨や歯のエナメル質の強化に役立ちます。
セレン : 抗酸化作用があり、細胞の損傷を防ぎます。
鉄分 : 貧血を防ぎ、口腔内の血液循環を良好に保つことで歯茎の健康に貢献します。

2.鶏肉が口腔健康に与える効果

歯や骨を強化
・鶏肉に含まれるたんぱく質、リン、ビタミンDは、歯のエナメル質を強化し、むし歯や歯周病のリスクを軽減します。

口内炎や乾燥を防ぐ
・鶏肉に含まれるビタミンB群が口腔内の粘膜を保護し、炎症を予防します。

唾液分泌を促進
・鶏肉のたんぱく質を摂取すると、咀嚼が必要になるため唾液の分泌が促され、口腔内の自浄作用が高まります。

抗酸化作用による細胞保護
・セレンは口腔内の炎症や損傷から細胞を守る効果があります。

3.注意点

加工食品に注意 : 鶏肉の加工食品(フライドチキンや鶏ハムなど)は塩分や脂肪分が多く、歯や歯茎に悪影響を与える可能性があります。調理方法を工夫しましょう。
噛み応えを考慮 : 鶏肉は歯ごたえがあり、咀嚼を促進しますが、硬すぎる部位は歯に負担をかける場合があります。

4.鶏肉の調理法と口腔健康への配慮

柔らかく調理 : 歯や歯茎への負担を軽減するため、蒸し鶏や煮込み料理がおすすめです。
低脂肪部位を選ぶ : ささみや胸肉は脂肪分が少なく、ヘルシーです。
香辛料や塩分を控える : 口腔内の炎症を防ぐため、薄味に調理しましょう。

鶏肉は栄養バランスが良く、口腔健康を支える食品のひとつです。
適切な調理法とバランスの良い食事で、健康を保つサポートに役立ててください!

【医院からのお知らせ】
1月1日(水)、2日(木)、3日(金)は休診させて頂きます。
1月16日(木)は診療致します。

川﨑歯科
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