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ごぼうで体と口腔内の疲労回復をしましょう
こんにちは。院長の川﨑です。
そろそろゴールデンウィークの時期ですね。
どのように過ごすか、予定はお決まりでしょうか。
新生活の疲れが溜まりがちなこの時期ですが、五月病にならないよう、上手にストレスを発散していきましょう。
ところで疲れやすい時には、疲労回復に役立つカリウムやマグネシウム、ビタミンB郡などが豊富に含まれる食材をしっかり取っておきたいですよね。
それらが豊富に含まれる食材のひとつが、ごぼう(牛蒡)です。

ごぼうといえばお雑煮や豚汁の具などでお馴染みの、伝統的な日本の根菜です。
栄養価が高いだけでなく、口腔の健康にも良い影響があります。
以下にごぼうの栄養成分や、口腔内への影響をまとめてみました。
【ごぼうの栄養成分】
•食物繊維(特に不溶性のもの)
腸内環境を整える働きがあり、便通改善に役立ちます。
•ポリフェノール(クロロゲン酸など)
抗酸化作用があり、疲労回復だけでなく細胞の老化予防にも。
•カリウム
血圧を下げる働きがあります。
•マグネシウム・鉄分
ミネラルも豊富で、体調維持に効果的。
【ごぼうと口腔の健康】
•咀嚼力の維持
ごぼうは硬く、よく噛まないと食べられないため、咀嚼筋や顎の発達、唾液の分泌促進に役立ちます。
なお唾液は、むし歯や歯周病の予防のために大切です。
•食物繊維が歯の清掃補助に
繊維質の多いごぼうは歯の表面の汚れを落とす自浄作用があり、プラーク除去の一助になります。
•抗酸化作用が歯周病予防に
ポリフェノールの抗炎症作用は、歯周病予防効果も期待できます。
【摂取時の注意点】
硬すぎると歯や補綴物を傷つける恐れがあります。
高齢の方や義歯を使用している方は調理法を工夫(柔らかく煮るなど)しましょう。
以上、今月はごぼうについてでした。
ちょうど今の時期は繊維質が柔らかでアクも少なめな「新ごぼう」が市場に出回っています。
ぜひきんぴらや温サラダなどにして、シャキシャキとした食感を楽しみながら体と口腔内の健康に役立ててくださいね。
【医院からのお知らせ】
5月8日(木)は診療致します。
川﨑歯科
〒780-0844 高知県高知市永国寺町1-18上杉ビル1F
TEL:088-802-3288
URL:https://www.kawasaki-shika.jp/
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